降水確率0%

 梅雨時を迎え、ますます気になってくるのが天気予報の降水確率です。
 タイトルにもある「降水確率0%」って、みなさんはどう読んでいますか?「0」の読みには「ゼロ」と「零(れい)」がありますが、天気予報で使われる「降水確率0%」は・・・さあドッチ?


ゼロ」も「れい」も、ともに「全く降らない」ことをを意味しますが、こと「降水確率0%」は、必ず「れいパーセント」と読ませているそうです。
もともと、降水確率は0%から100%までを、10%刻みの数値で発表し、10%未満の場合は四捨五入により、5%未満の場合は0%として発表するんだそうです。そう言えば、確かに降水確率4%や1%などといった情報は耳にした記憶がありませんよね。0%なんだけど、雨の降る確率は全くゼロではないということで、傘が必要な場合もあるということです。

 零細企業の「零」のように、「わずか」という意味があって、決してゼロではないとの意味合いからでしょう。
「0」の日本語読みは「れい」、そして英語読みは「ゼロ(zero)」で、TVの放送業界では数字は原則として日本語読みし、慣用の読みの強いものを除いて、英語読みは使わないことにしているのだそうです。(出典:NHK文化放送研究所
 一例として、【海抜ゼロメートル地帯】【死亡事故ゼロ】【ゼロ歳児】【零<ゼロ戦】【ゼロシーリング】などが紹介されています。探査機などの発射カウントダウンも、確かに英語読みで「ゼロ」です。

 このほか、身の回りで言葉にする数字、そう電話番号はどうでしょうか。見附市役所の代表電話は「62-1700」ですが、「せんななひゃく番」「いちななゼロゼロ」「いちななれいれい」?
NHK流ならば、「いちななれいれい」でしょうね。みなさんはご自分の連絡先を相手に伝える際に、どちらをお使いでしょうか?

 

 

リップサービス金城晋也のすべてはぼくのさじかげん:製薬所もとい誓約書

 はて・・・?TVCMでお馴染みの、再春館製薬所 「ドモホルンリンクル 基本4点 セット」の問い合わせ番号のフレーズ、「0120-444-444」は、「ゼロ」だったか「れい」だったか、覚えていたら確認してみたいと思ってます。

大人でも難しい数字の読みかたですが、小さなこどもに数字を教える際に、「4」は「し」or「よん」、「7」は「なな」or「しち」、いったいどちらを教えればいいのという疑問にお答えします。

正解は「どちらから教えても、正しい。」だそうです。いずれ大きくなると、ともに両方の読み方があることや、状況に応じて使い分ける必要があることを覚えなければいけない。一概に「正しい」「間違い」はないのです。