新聞によると、京都市内の子育て支援施設で提供された給食で、「ニラ」と「スイセン」を誤って調理し、園児12人が、嘔吐や発熱などの食中毒の症状を訴えたと発表がありました。原因は、ニラではなく、有毒成分を含むスイセンを調理してしまったようです。
東京都薬用植物園のHPによれば、【ニラとスイセンの見分け方】として以下を周知しています。
①ニラの葉には特有の臭いがあり、スイセンの葉には臭いはありません。ニラを採る時は、必ず臭いを確認しましょう。
➁ニラの中にスイセンが混ざって生えていることがあります。他より際立って大きいものは採るのは止めましょう。スイセンはニラに比べ、葉の幅が広い、草丈が高い、葉が厚いなど特徴があります。
③家庭ではニラとスイセンは離して植えましょう。
農林水産省によれば、切った時の断面が真っすぐ平面なのがニラで、V字になっているのがスイセンだといいいます。更に、もっとわかりやすい大きな違いは、匂いで、ニラは強い匂いがするが、スイセンは無臭だといいます。調理する際は注意が必要ですね。
ニラとスイセンの違い・見分け方が判る比較動画