「国民生活センター」が、水で膨らむ樹脂製のボール状のおもちゃを4歳児が誤飲し、開腹手術が必要となる事故があったと24日に発表。
【事例】
浴室にあった「水で膨らむボールのおもちゃを、子どもが遊び、誤飲した可能性があったとのこと。2日後に嘔吐の症状が現れ、その後も嘔吐と腹痛が持続し、開腹手術の結果、回腸に異物と疑われる塊が触知され、腸の外からの圧迫により結腸まで誘導することができ、術後3日目に排出されたそうです。
このおもちゃは、胃液を想定した模擬液に浸漬したときよりも大きく膨らみ、最も大きくなったものでは直径15mm程度のものが40mm近くになったそうです。
水で膨らむ樹脂製品を誤飲すると、消化管内で膨らんで腸を閉塞し、開腹手術等が必要になることがあるそうです。
子どもが使用するときは保護者の監督下で行い、子どもが容易に持ち出せない場所に保管しましょう。